最後には、言えたんだ
ビックリする程。綺麗で可愛い女性店員さんの只のファンだとね。
クリスマスというイベントも一緒に楽しむ事も出来なかった。
だから、決心は、ついていたんだ。
自分は、おじさんで
若い子とは、時を同じく生きているようで生きていない。
若い人は、今を楽しく生きなくてはいけないよね?
だから、自分には、例の彼女を幸せにするには役不足だと思った。
自分は、例の彼女に普通の若い女性の幸せを望んでいたのだからね?
もし黒いコートを着た謎の女性が例の彼女だったなら
最後には、言えたんだ。
間違って名前を呼ばなければ
もしくは、その場で何も言わなければ
自分は、只のファンだと伝える事ができたんだ。